ごまの栄養素
ごまには黒ごま、白ごま、黄ごま、金ごまなどの種類があります。
主な成分は、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、亜鉛などミネラルもたっぷりと含まれています。
貧血気味人や便秘に悩む人、肌あれに悩む人や白髪の予防など、健康と美容効果があります。
また、ビタミン類も豊富で、特にビタミンB1は疲労回復に、ビタミンB2は疲れ目などに効果的なので、携帯やパソコンなど細かい作業をする人にはおすすめの食材です。
ゴマは脂肪とタンパク質に富み、特に脂肪分は全体の半分以上を占め、そのほとんどが不飽和脂肪酸です。中でも多いのがオレイン酸、リノール酸の二つです。
それ以外でもパルミチン酸、ステアリン酸、リノレン酸などを少量含有しています。
ごまのタンパク質は、必須アミノ酸を含む良質のもので、大豆に匹敵する栄養価を誇っています。
ごまの特徴的な栄養素は何と言ってもセサミンです。
セサミンは、ゴマの栄養素の中でも約1パーセントをしかない貴重な成分でアンチエージングや美容効果あると注目を集めています。
ゴマの成分
- セサミン
セサミンは、ごまや麦、米などに含まれる体に良い成分です。この中で最も多く含まれるのは胡麻で、麦や米は精米すると、大部分が失われてしまいます。
このためセサミンは、ごま料理やサプリメントで摂るのが、一般的になっています。
セサミンはゴマ全体のわずか1%前後しか含まれておらず、希少価値の高い栄養素です。
セサミンの効果は、肝臓の機能を高める働きがあります。二日酔いなどの予防にも効果があり、
酵素の働きをサポートすることで肝臓への負担を軽減し、ガンの予防やコレステロール値や血圧を正常に保つ働きがあります。
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- ミネラル
ゴマは、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれています。
ゴマ、100g当たり1200mgものカルシウムが含まれています。
マグネシウムも100g当たり350mgと豊富に含まれています。このマグネシウムは糖代謝の酸素作用に関係し、不足すると神経や精神疾患、
心臓病などの原因となると言われています。
また、不足すると貧血をもたらす鉄も、ごまには100g当たり9.9mgも含まれています。
ゴマに含まれるミネラルのうちで特筆すべきはセレンです。セレンには抗酸化作用があり、
ごく微量でも細胞の代謝を活性化する働きがあります。特にビタミンEと一体となった働きをして相乗効果を促し、 細胞の若返り、老化防止等の効果があります。
- 不飽和脂肪酸
ごまの成分の特徴として、不飽和脂肪酸が豊富なことです。
脂肪は2種類に分けられ、肉類などに含まれる飽和脂肪酸と植物油や魚油に多い不飽和脂肪酸があります。
脂肪を摂りすぎると動脈硬化の危険があるというのは、肉類に多い動物性の飽和脂肪酸です。
ごまの主成分である脂肪は、リノール酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が8割以上を占めており、これらの成分が血液中の悪玉コレステロールを減らす作用があります。
不飽和脂肪酸が、悪玉コレステロールを血液中から減らしてくれる上に、ごまに豊富な抗酸化物質が、その酸化まで抑えてくれます。
その結果、動脈硬化を予防して、血管をいつまでも若々しく保ってくれます。
まさに胡麻は、アンチエイジングと長寿のための食材と言えるでしょう。