しじみの効果
しじみは、海の海岸付近やそれに近い淡水の場所などに住む小さな貝の一種であり、日本 では古くから食用として採集されていた。
日本にはセタシジミ、マシジミ、ヤマトシジミと3種類が生息していますが、ほとんどがヤマトシジミです。
しじみの栄養素を習慣的に摂取することで、肝機能の改善、体質改善や健康増進に効果的です。
女性には美容や美肌を実感することができます。
- 肝機能改善効果
しじみに含まれるオルニチンはアンモニアの解毒を促進します。またミトコンドリアの働きを助けることで、
肝臓全体の本来の機能を保つ役割を担っています。
また、肝臓の働きを助けるメチオニン、解毒作用を高めるタウリンが豊富なうえ、肝臓を活性化させるグリコーゲンも含んでいます。
- 貧血予防
しじみに含まれる鉄は赤血球の血色素のヘモグロビンや筋肉のミオグロビンなどを構成する成分で、
体内の酸素を運搬する重要な働きをしています。
また、ビタミンB12は赤血球中のヘモグロビンの生成にかかわり、貧血を予防する効果があります。
しじみは鉄とビタミンB12をレバー並みに含んでいます。どちらの栄養素も赤血球の形成や再生に必要な栄養素です。
このためしじみは貧血の予防に効果的です。
- コレステロールを下げる
しじみに含まれているタウリンは、肝臓に作用し肝臓中のコレステロールを分解して胆汁液に流し出すことにより結果的に
血中コレステロール直を下げる働きがある成分です。
- 動脈硬化の予防
しじみには不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。
このEPAはDHA(ドコサヘキサエン酸)とならんで、
血小板凝集抑制の働きがあることがわかっています。
これは、両方とも、血液のドロドロをなくしサラサラにする仕組みがあるためで、
動脈硬化を予防する事は脳卒中や心臓病の予防にも効果が期待できます。
- 高血圧予防
しじみに含まれるタウリンには、交感神経を抑制する働きがあります。
交感神経を抑えることは、血圧を正常に保つことにつながります。
血圧は、交感神経が刺激を受けることによって心拍が速くなるので、血管が収縮することで上昇します。
また、腎臓が体から塩分と水分を取り除くことで血液量を減らし、その結果、血圧が上昇することもあります。
交感神経は、このような腎臓の働きを抑制する効果もあるため、交感神経を抑制するタウリンには、
血圧の上昇を抑える効果があります。
- 疲労回復効果
しじみに含まれているタウリンには、筋肉が疲労すると蓄積される乳酸を抑えたり、
脂肪の分解を促進してエネルギーの産生を持続させる効果があります。
エネルギーが長時間、産生できるということでスタミナがつき、疲労感が抑制されます。
また、肝臓の疲労は全身の疲労につながりますので肝機能を高めることで、
体全体の疲労回復にも効果があると言われています。
- 美肌効果
オルニチンはアミノ酸の一種ですが、体内に入り込むとポリアミンという物質に変わります。
ポリアミンは、肌の新陳代謝を向上させる働きがあり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの働きを助けてシワやたるみなどの
肌の老化現象を予防することができます。
さらに新陳代謝が活発になることでお肌のターンオーバーも正常に働くようになり、
シミやくすみの原因となるメラニン色素がたまった古い角質が定期的に剥がれ落ちるので、
オルニチンは美肌効果にも期待できると言われている成分なのです。
シジミの栄養素
しじみにはさまざまな栄養素が豊富で、際立って含まれているのは、アミノ酸の一種のオルニチンです。
このオルニチンとはたんぱく質にならず、遊離アミノ酸と呼ばれるものの一種で、体内でアンモニアの解毒などに役立ち、
肝臓の働きを保ち疲労回復効果などが期待されています。
また、必須アミノ酸が理想的なバランスで含まれている。
さらに、肝臓の働きを促進させるグリコーゲンやビタミンB12なども含まれています。
ビタミンB12は、正常な赤血球を作りだす働きがあり、貧血になるのを予防しています。
一般的に貧血というと鉄分の不足と思いがちですが、その他にも赤血球を作りだす過程が、上手くいかないときに起る貧血があります。
この貧血は悪性貧血と呼ばれ、鉄分の不足による貧血とは区別されています。
その他にビタミンB2や鉄の含有量が多く、
ビタミンB2は、細胞を再生、保護するので、皮膚を作ったり、口内炎や肌荒れを予防する効果もあります。
ミネラルについては、他の貝類と比較してもシジミが最も多い。
- オルニチン
オルニチンの働きとしては、肝臓で有害なアンモニアを尿素に換えて排出するといった解毒作用の機能を促進させたり、
タンパク質を構成するアミノ酸であるアルギニンの機能と同様に、成長ホルモンの分泌を促進させて筋肉を増強することや
基礎代謝を高めることから、オルニチンを摂取することで健康や美容面でいろいろな効果が期待できると言われています。
また、オルニチンの副作用に関しては、体内で蓄積されていくものではないので、
よほどの過剰摂取でないかぎり心配することはありません。
- タウリン
タウリンはアミノ酸の一種で、血圧やコレステロールの低下、心臓機能の強化など、各種の作用があることが知られています。
身体の各部分の機能を高めることにより、さまざまな症状や病気に対する抵抗力をつけ、予防、改善します。
動脈硬化や糖尿病、心不全などの生活習慣病に対する効果が高いと注目されています。
また、タウリンには交感神経抑制作用があり、高血圧が改善されることが明らかになっています。
高血圧によってひきおこされる脳卒中、心臓病、肝臓病などを予防する効果もあります。
タウリンには心臓から出て行く血液の量を増やし、
心筋の収縮力を高めてうっ血性心不全を防ぐ働きもあり、心不全治療などの医薬としても使われています。
- ビタミンB12
ビタミンB12は胃の粘膜から分泌されるたんぱく質と結びつき、
小腸で吸収されて神経系の機能維持や補酵素になるほか、肩こり、腰痛などの痛みの改善にも役立ちます。
また、貧血を予防する効果もあるので、年齢に関係なく誰もが積極的に口にしたい栄養素と言えるでしょう。
体内にビタミンB12が不足すると、貧血や尿症のほか、神経障害や感覚異常などを引き起こしたり、
運動をした時に疲れやすくなるなどといった身体的症状が起きてきます。
また、小腸で行われる吸収が不全になりやすいので、消化吸収という人体の活動を正常に保つためにもビタミンB12は欠かせません。
ちなみにビタミンB12は多めに摂りすぎても副作用がほとんどないと言われており、安心して摂取できる栄養素でもあります。
- 亜鉛
ミネラル成分の一つ亜鉛は、新陳代謝に必要な成分を生成する栄養素です。細胞が新しくなる時、その生成を促す酵素の成分となります。
つまり、亜鉛を摂ればそれだけ細胞の新陳代謝が活発化されます。
さらにビタミンCと合わせてコラーゲンを生成したり肌のターンオーバーを活性化させるので、
美肌や皮膚病の予防などにも効果があります。
また、亜鉛には女性ホルモンの分泌状態を正常化させる機能もあります。
もしも体内に亜鉛が不足していると、女性ホルモンの分泌量が低下し、ホルモンバランスの乱れや生理不順、
体調不良を起こしやすくなります。
これは女性に限らず男性にとっても同じで、生殖機能に関わるトラブルが起きやすくなると言われています。
- 鉄分
シジミには鉄分が多く含まれ、この鉄分が貧血の症状をなおしてくれます。
体内に一定の鉄分が必要なことはよくご存じでしょうが、
これが足りなくなると「鉄欠乏症貧血」を起こします。鉄欠乏症貧血は、
鉄分摂取不足によるヘモグロビン生成が減少するために起きる貧血です。
貧血は、赤血球数および単位 容積当たりの血色素が正常値以下のことをいいます。
男性では12.5/dl、女性では11.5/dl以下の場合をいいます。
貧血になると、身体の各組織へ運ばれる酸素の量が少なくなって、血液の重要な役割が十分に果 たせなくなります。
貧血の症状としては、動悸、息切れ、倦怠感、めまい、顔面蒼白、鼻出血、紫斑などがみられます。
貧血の原因としては、偏食などによる鉄摂取不足、腸管からの鉄吸収不良、成長期や妊娠時の鉄分の需要増大などが考えられます。
日本人の1日当たりの鉄分の所要量 は、男性が10mgで女性が12mgです。
人気のしじみサプリメント
- しじみにんにく極
しじみは多くの栄養分が豊富に含まれていて、肝臓の解毒作用を活性化するタウリンやミネラルをはじめ、
肩こりや腰痛にも役立つビタミンB12、免疫力を高めて、細菌を防ぐたんぱく質やレシチンなどが含まれています。
また、肝機能障害や貧血の予防に効果がある鉄分も豊富に含まれています。
一方、にんにくは代表的な食材で、滋養強壮、殺菌効果や免疫機能を高める働きがあります。また、肩こりや冷え性、肌のくすみに
良いと言われています。
しじみにんにく極は滋養強壮として親しまれてきたしじみとスタミナ食品であるにんにくに、
身体全体に働くアミノ酸、オルニチンをプラスして栄養を手軽に取れるように飲みやすいソフトカプセルにしました。
2カプセルでしじみ約500個分が入っています。
美容に関心のある方やお酒を良く飲む方、健康を維持したい方、疲労回復したい方などに是非、飲んで頂きたいサプリメントです。
- レバリズムーL
静岡県産のしじみと岡山県産の牡蠣と千葉県産のスクワレンを使用したサプリメントです。
しじみは肝臓の特効薬と言われ、アンモニアを分解し、
解毒作用を助け肝臓の負担を減らすアミノ酸オルニチンの含有量が他の食品と比べ豊富に含まれています。
また、岡山県産の牡蠣は栄養豊富で特にタウリンは肝臓の解毒分解作用を助け、有害ミネラルの排出を促し、
肝臓にたまった中性脂肪の排出を促進します。
千葉県産のスクワレンは深海性のアイザメの肝油に含まれていて、酸素と結びついて肝臓に酸素を運びます。
新陳代謝を高め、免疫力を高める効果があり、加齢とともに体内にスクワレンは減少するので、外部から補給する必要があります。